法蔵館は近年、思想・哲学・歴史などにも積極的にそのジャンルを広げ、さらには従来の仏教の枠組みにとらわれず、広く現代および将来の課題をテーマにした社会・教育・医療・福祉・生死などの企画にも果敢に挑戦しております。混迷する現代に、新しい時代を開く指針として仏教が要請されているのだという信念のもと、「法蔵を開き、功徳の宝を施さん」という創業の精神を踏まえ、二十一世紀の「こころの時代」を切り開く出版、「精神文化」を育む出版を心がけて、今後とも仏教を中核とする書籍を世に問い続け、仏教文化の普及に力強く邁進する所存です。
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