季刊仏教・別冊6

仏教・別冊 No.6 1991.11


いのちの環境



共生の思想を生きる


水は汚れ、サカナは死に瀕している
熱帯雨林は伐られ、樹木の墓場は広がる
地球上に一切衆生はいかに共生するか


加藤尚武


再考! 再興! 自然主義


4


村上陽一郎


自然と人間


14


川那部浩哉


共生系としての生物群集


21


石川  統


進化するものは共生する


31


石  弘之


自然破壊の現場を行く ―東ヨーロッパの酸性雨汚染―


41


生きられる環境とは


かつてなつかしい緑の風景があった
おそるべき現代技術の考え方を超えて
真に生きやすい地球を創る方策は?


福岡正信


砂漠に種を蒔く


52


高木仁三郎


原子力―地球環境とどう関わるか―


73


柳  哲雄


五感にやさしい原風景


82


白幡洋三郎


緑化の思想―十九世紀生れの「みどりの社会思想」―


89


進士五十八


原風景の生きるまちづくり


99



エコロジー・マンダラ


山川草木、森羅万象に仏性は宿る
生きとし生けるものの共存する
いのちのマンダラ、荘厳なる生態系!


岩田慶治


風景学とエロコジー


112


松永有慶


エコロジーの観点からみたマンダラ


121


神坂次郎


エコロジスト南方熊楠


131


宮元啓一


サヴァイヴァル考―不殺生、輪廻、アニミズム―


141


藤田江廣


風 流―エコ・エステティク提唱―


152



生存環境をよくしたい


地球環境はわれわれだけのものではない
未来へ、よりよい地球を遺すこと
それが地球を危うくしたわれらの責務だ


島津康男


環境アセスメントの考え方


166


木原啓吉


ナショナル・トラスト運動とは何か


166


山田國廣


ゴルフ場を自然にもどそう


183


最首  悟


共生の海―水俣病患者の悲しみ―


193


青木敬介


瀬戸内海からの警告


197


三島  真


長良川を守ろう―郡上八幡の実践―


207


梶田真章


法然院の試み―自然と親しむ「森の教室」―


213


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